加湿器 - 象印EE-DA50 レビューと感想

冬場、子どもが夜中に咳き込んで起きることが多く、立て続けに風邪で保育園もお休みするなどしたため、これは困った。と色々調べているうちに加湿器の必要性を知り、すぐさまポチッと購入。

加湿器には「スチーム式」「超音波式」など色々なタイプがあるようですが、
"パワーは「スチーム式」が強いらしい"という口コミと価格.comのランキングを参考に、とりあえず加湿器カテゴリーで1位だった象印のEE-DA50という製品を購入しました。

値段は日々多少の変動があると思いますが、参考までに私の購入時(2019/12)は2万円弱でした。知識のないエリアの口コミ情報は本当にありがたいものです。今回は完全に鵜呑みにさせて頂きました。

さて、加湿器を買ったのは人生で初の体験でしたので、他製品との比較はできませんが「加湿器に初めて触れた人間」が率直に感じたことをつらつらと記載します。

目次

レビュー

見た目や大きさ

サイズとしてはそれなりに大きく感じ、"結構大きめのポット"くらいはあります。
公式には「幅(24cm)奥行(27.5cm)高さ(36.5cm)」とのことです。(大きさの比較に2Lペットボトルを横に置いてみました。)

デザインは極めてシンプルで、良く言えば無駄が無く、悪く言えば質素です。個人的には質感含め部屋にそれとなく馴染むので気に入っています。

適用畳数はプレハブ洋室で13畳、木造和室で8畳とのことですが、我が家では普段リビング(木造洋室20畳)で使用しています。

8.5畳(木造洋室)の部屋で強モードの運転で数時間稼働させたところ、部屋の中がびしゃびしゃに湿りましたので、強モードの運転では規定畳数+αに耐えられるかもしれませんが、くれぐれもメーカー推奨の数字を目安に、配置環境に合わせた加湿器を購入しましょう。ちなみにタンク容量は4Lです。

運転モードにもよりますが、リビングで加湿器を稼働すると50%~55%程度の湿度がキープできています。※加湿器を稼働しないと30%程度なのでカラカラです。

横にすると前後に長いです。最大4Lの水を入れた状態でもバケツ感覚で片手で持ち運べるように持ち手がついています。デザインを損ねることもなく且つ持ちやすいので非常に良いです。(もはや電気ポットですね。)

なお、間違いなく子供が上部に触れられるであろう高さのため、我が家では床に直置きするのはやめました。高温の蒸気が出ますから子どもの手の届く場所に置くのは非常に危険です。チャイルドロックも物の分別がつく歳になってから機能するものと思われます。

運転モード/運転時間

「強・中・弱」の3段階の運転強弱が選択でき、

強:約8時間
中:約16時間
弱:約32時間

の連続加湿が出来ます。これが長いのか短いのかはわかりかねますが、最大出力の「強」でも約8時間ですから、夜寝る前につければ寝ている時間の多くを加湿された空間で過ごせると考えると、必要十分かなと思います。

搭載機能

「低湿」「適湿」「高湿」3段階の室湿表示機能、チャイルドロックや転倒湯漏れ防止機能などの安全措置の他、コンセントの本体接続も当然ながらマグネット式です。線を足に引っ掛けても本体が倒れるよりも先にコンセントが外れます。

また、自動運転モードが搭載されているため、湿度の管理をお任せすることもできます。「ひかえめ・標準・しっかり」 という易しい言葉の表記も◎です。

タイマー機能ももちろん搭載されています。

給水タンクに記載されている水位線(どの程度の運転時間だとこの程度の水量という目安線)も視認しやすく、使い始めて半年以上経ちますが「ここはこうすべきでしょ・・・」といった不満の類を思うことは今のところありません。

掃除・お手入れ

給水タンクは凹凸がほぼないので掃除は楽です。

この製品に限ったことではない話かもしれませんが、加湿器は水道水を用いるため水の中に塩酸やカルシウムなどの成分が含まれます。そのうち水に溶けきれずスチームに成ることができなかった物質がタンク内に固く固くこびりつきます。

固いこびりつき(水アカ)の主な成分は「炭酸カルシウム(弱アルカリ性)」なので、お掃除アイテムとしても有名な「クエン酸(弱酸性)」と反応させて汚れを除去します。

一応メーカーは「加湿器洗浄用のクエン酸」を販売していますが、本体裏に記載されている洗浄方法の説明にも「クエン酸30gを入れて」としかありませんので、100均で購入できるもので十分です。(コスパ的にも)

ちなみに、クエン酸を放り込めばピカピカになるわけではなく、クエン酸が頑張って落としてくれるのは全体の60%程度です。多少なりブラシでこすって汚れを落とす必要があります。(掃除頻度にも依存すると思います。)

取扱説明書には1ヶ月~2か月に1度の清掃を推奨とありますが、毎日使用している私の感覚では最低でも1週間に1度は清掃の必要ありだと思います。固いこびりつきの他に"ぬめり"も徐々に出てきますので、放置すると臭いの原因にもなります。

搭載されているお掃除モードは大体1時間半程度かかりますから、"ちゃちゃっと清掃"とはいかない上、こまめに掃除しないといけないのは若干気になるポイントですが、本製品に限った話ではないので加湿器を使って湿度を保つ事で生じるトレードオフと割り切っています。

また、本体上部のスチーム吹き出し口も凹凸のない形状となっており、総じてメンテナンス性には優れている印象です。

ランニングコスト

加湿時最大消費電力が410Wとなっており、1日8時間×30日とすると大体2650円/月になります。(こちらのサイトで計算しました。)実際月々の電気代を見る限り、(加湿器導入以前と比較すると)大体こんなもんかなという印象です。

また、空気清浄機やエアコンの様にフィルター交換の必要が無いのもポイントで「水」+「電気代」+「掃除用のクエン酸」が基本のランニングコストになります。

子供が体調を崩して1日2日仕事を休むことを考えたら、予防措置として必要経費の範囲かなというのが率直な感想です。

その他気になること

給水ランプ点灯時のアラーム音が若干うるさい

使用中にスチームが出る際の音はとても静かです。せいぜい寝息レベルです。また、スチームを発生させるために水を湯に沸かしますが、お湯を沸かす時に鳴る「ボコボコ音」を抑える湯沸かし音セーブモードというなんとも優しい機能がついているので、普段使いで音を気にすることはさほどありません。

ただし「タンクに水が無くなったので補給してくださいよー。」というお知らせ音は別です。
"ピピピピッ"という類の音なのですが、冷蔵庫を開けっぱなしにしている時の(それも1度無視したときの)警報音くらいの音がします。(伝わらなかったらごめんなさい・・・。)

大事なお知らせなので音で教えてくれるのは大変ありがたいのですが、もう少し抑えてほしかったなと思います。(湯が切れたらそっと加湿器の電源をOFFにしてくれたらなーと思っています。)

さいごに

使い始めてほどなく、子どもの咳も落ち着くようになりました。室内温度を一定に保つのも大切ですが、室内湿度も気にしてあげるのはとても重要で、加湿器がまさにそれを叶えてくれるものであることを十分に理解しました。(象印さん、いつもありがとうございます。)

ここ数年で一番買ってよかった家電だと思うくらい重宝しています。(ちなみに次点は除湿器。)

低湿環境で過ごしていると子供だけでなく大人も風邪や呼吸器疾患に罹りやすくなると言われています。(防御層である鼻や喉の粘膜が乾燥するので防御力(=免疫力)が低下するそうです。)

ぜひ、ご家庭の環境に合わせた適切なサイズの加湿器をご検討ください。

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