「赤ちゃん 泣き止ませる」で検索すると必ずと言ってもいいくらい"赤ちゃんが泣き止む動画"が検索候補に上がってきます。私も最初は効果のほどを疑っていましたが、実際子供に動画を見せてみるとビックリするくらいピタリと泣き止むという体験をしました。
どの程度効果があるかは子供により異なる可能性がありますが、我が家で実際に効果があったyoutube動画を3本ご紹介します。
目次
赤ちゃんが動画を見て泣き止むワケ
泣き止ませ効果のある動画の多くは「定位反応(定位反射)」と呼ばれる「人間に備わっている反応」を利用した技術が織り込まれています。 定位反応とは、外部から何かしらの刺激(音など)を感じた際、無意識のうちに注意をそちらに向ける行動を指します。
近くで誰かの携帯が鳴ったとき、無意識に(反射的に)自分の携帯を確認したり、近くで鳴っている携帯の方向に目を向けませんか？これぞまさに定位反応です。
定位反応は生後間もない赤ちゃんにも備わっており、泣き止ませ効果のある動画では「あれ？なんだ？」と赤ちゃんに興味を持たせる(注意を動画に向けさせる)ことで泣き止ませ効果を生んでいるのです。
赤ちゃんは特に「高周波数の音」「曲の変調」「楽器等の効果音」に気を引き付けられると言われており、注意して動画を見聞きしてみると、動画の共通点や特徴に気付くことが出来ます。
泣き止ませ動画３選
ふかふかかふかのうた
株式会社ロッテの商品曲として作られた曲です(詳細)。ただの子供向け映像と歌ではなく、公式にも科学的なアプローチが盛り込まれた「意図して子供を泣き止ませる歌」と謳われています。
謎のキャラクターと謎の歌詞に半信半疑でしたが、実際に我が子もピタリと泣き止みました。生後半年頃は2日に１回は動画の力にすがっていたと記憶しています。あまりに効果があったので本動画に頼りすぎた結果、音と映像を覚えたようで次第に泣き止まなくなってしまったので、1歳頃までの短いお付き合いでしたが大変お世話になりました。
赤ちゃんが「3歩歩くと忘れてしまう」のは生後4カ月頃までと言われていますから、繰り返し見せていくうちに数分の楽曲くらいすぐに記憶できてしまうようになります。
ムーニーちゃんのおまじない♪
ユニ・チャーム株式会社が誇るおむつブランド「ムーニー」のキャラクター(ムーニーちゃん)が登場する歌です。詳細はこちらをご覧ください。ムーニーちゃんのおまじない♪も「あやし歌」として科学的視点を織り込んだ本気の楽曲とされており、我が子もピタリと泣き止むことが多かったです。
聞くとすぐに「曲の変調」や「楽器等の効果音」がバシバシ盛り込まれているのがわかります。
我が家で使うおむつはパンパースとメリーズが多かったので恩知らず極まりないのですが、動画を通して大変お世話になりました。
しろめちゃんのうた
イラストレーター・漫画家の"まきのまや"さんが作り出したキャラクター「しろめちゃん」が躍る楽曲です。詳細はこちらをご覧ください。
先の2本とはややテイストが違う動画構成です。一見怖そうな(名前の通り白目の)キャラクター が動画の中でコミカルに動き回り、ちょっと可愛いなとも思える仕上がりです。その時々ですが我が子もピタリと泣き止んでくれたので不思議なものです。
ちなみに我が家では「ふかふかかふかのうた」＞「ムーニーちゃんのおまじない♪」＞「しろめちゃんのうた」の順で泣き止ませ効果を実感できました。ご参考まで。
