チャンピックス服用による禁煙生活は8日目より本当の闘いが始まります。
7日目までは薬を飲みつつも喫煙可でしたが、8日目より喫煙不可となるためです。
↓7日目までの体験記はこちら↓
禁煙日記
8日目
前日の夜は「明日から1本も吸わないぞー!」と意気込んで就寝しましたが、
やっぱり起きたら無理でした。
目が覚めてベッドに横になったまま10秒くらい考えた結果、「まずは勢いよく起き上がろう。」と。
起き上がったのも束の間、脳内のニコチン受容体に操られるように、昨晩クローゼットに隠し仕舞ったはずのiQOSを無言で取り出し、パジャマ姿でベランダへ向かう途中に慣れた手つきで電源ON。
やっぱりタバコ吸わないと目が覚めないよなー。などとボヤキながら数分の喫煙タイムを無事大満足で終了。
しかし吸いきると「吸ってしまった後悔」がすごいこと。後悔の原因はおそらく「薬を飲んでまで禁煙しようとしているのに・・・。」という気持ちからでしょう。保険適用ですがお金かかってますからね。。。後ろめたすぎて2本目を吸うのはやめました。
朝食を済ませ、8日目からは一回り大きくなったチャンピックス錠、飲みました。
※8日目の薬からは、成分量が0.5mgから1.0mgにUpします。
飲んだ直後にタバコ欲求に駆られましたが、朝一の喫煙後の後悔を思い出してグッと我慢。
午前中は仕事が忙しく、喫煙所に通っている余裕がなかったため、0本で終了。
キリが良いところまで仕事を片付け、遅めの昼食を取った後、、、テクテクと足早に喫煙所へ。
やってしまいました。また吸ってしまいましたねー、それも2本。
「禁煙中なのに・・・。吸った後の後悔は覚えているのに・・・。」
そんなことはわかっていました!!!が、1本だけオバケに見事惨敗です。
1本だけオバケとは、「1本だけなら吸ってもいいかな」という誘惑を指す禁煙業界における最頻出ワード。オバケは自分の心の中に居り、ありとあらゆる問いかけ(自問)でタバコをほんの1本吸わせようとする誘惑を延々繰り返すタチの悪い現象です。
例えば、このとき私が出会った1本だけオバケは以下のような手口の誘惑でした。
- 午前中1本も吸わなかったということは、やめようと思えばいつでもやめられるってことじゃない?きっとそうだよ。
- 最後のタバコが朝一のベランダってのは思い出としてどうかなあ。改めてシチュエーションを決めて、吸い収めをしよう。
- 朝吸ってるんだから今日はもうあきらめよう。
- 火曜日から禁煙ってのが中途半端なのよ。いっそ来週からにしたら?
また、1本吸ったら吸ったで「1本も2本も変わらないよ。」というオバケの囁きに従い、2本目に火を付けてしまった。というオチです。
ニコチンが補充されれば後悔の念が押し寄せ、「チャンピックス利用者の8割が成功しているのに、ここで失敗したら残り2割の負け組側じゃん・・・。」という哀しさを感じ、禁煙をリスタートさせることにしました。
なお、噂に聞いていたようなタバコの味に関する変化(吸っても不味く感じる現象)は相変わらず感じられませんでした。
8日目の午後はタバコを吸いたくなるたびに「8割の人が成功しているのに、、、」の気持ちを思い出してなんとか気を紛らわせ、帰宅後も無事に1本も吸わず終えました。
吸った本数:3本(朝1、昼2)
朝から吸ったあげく、日中にも吸ってしまう散々な結果でしたが、明日から頑張ります。
(続く)