ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略であり、IT(Information Technology)とほぼ同義の意味を持つが、コンピューター関連の技術をIT、コンピューター技術の活用に着目する場合をICTと、区別して用いる場合もある。国際的にICTが定着していることなどから、日本でも近年ICTがITに代わる言葉として広まりつつある。
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目次
どんなICTが保育園で活用されているのか
導入実績が多いのは「コドモン」という保育/教育施設向けICT支援ツールのようです。
我が子の通う保育園も「コドモン」が導入されています。
園側(先生向け)の支援ツール(指導案や諸々の書類作成支援)の他、子を通わせる親にも直接の関わりのある機能があります。「コドモン」にはスマホアプリが提供されており、親も自身のスマホにインストールして利用します。本稿で紹介する以外の機能もたくさんあるようです。
登降園時間の記録
朝の登園、夕方の降園が記録として残り、アプリ上で確認することができます。
また、通知機能(何時に登園/降園したか)も搭載されており「今日は朝の登園をパパにお願いしちゃったけどちゃんと登園できたかしら」といったちょっとした気がかりも通知1本で確認できます。
連絡帳の記録
連絡帳といえば紙ノートでの手書きメッセージのやり取りが従来の形でしたが、ICT化によりアプリ上から連絡帳のやり取りが可能です。紙ノート形式であれば連絡帳そのものを登園時に携えて、降園時には受け取る必要がありましたが、アプリであれば受け渡す必要もなければ、書く場所や時間も問わないため、もはや「通勤の電車の中から連絡帳を書いちゃう」なんてことが可能です。
園への連絡
「今日は少しお迎えが遅れます」といった連絡もアプリ上から可能です。
(電話一本でコトが済むと言えば済むのですが。。。)
園側でどのような使い方がなされているかはわかりませんが、定型的な問い合わせフォームの情報であれば園職員に一斉通知することも可能なのでしょう。情報の伝達スピードという面でもICT化は優れていますよね。
園からのお知らせ
献立表や園通信、急ぎの情報伝達(注意喚起など)も従来は紙ベースでのお知らせないしは園のホームページを通しての連絡だったと思いますが、これもアプリを通したやり取りに変わってきているのは時代の変化を感じます。総じて園と私たち親との間にシステムが介入しているのは便利が多い一方で「手書きの連絡帳のやり取り」といった人×人の温かみのあるコミュニケーションが失われているのはもしかするとデメリットなのかもしれませんね。