Dysonの羽なし扇風機は子育て家庭向き？安全？実体験レビュー

2020年6月22日 2021年4月19日

「扇風機×子供」と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは"誤って指を入れて起こる怪我"ではないでしょうか。

羽なし扇風機は文字通り羽がないわけですが、子どもがいても安心して使えるの？他に気にしない事ってないの？等々、いろいろと気になりますよね。私もよく「扇風機子供」とか「羽無し扇風機子供」の検索ワードで調べて回っていました。

結局のところ我が家では子供が生まれてからずっとDysonの羽無し扇風機を使用しているので、使用者レビューライクに記載していきます。

Dysonの羽無し扇風機

我が家で使っているのはDysonのAM09という製品です。2014年秋頃の製品なので結構古いですね。一応"Hot + Cool"というヒーターモードと扇風機モードが備わっている「夏冬兼用タイプ」の製品です。

今となっては古い商品ではあるのですがお気に入りポイントがありまして、空気清浄機能が未搭載の為、フィルター交換が不要です。

最近の羽なし扇風機は空気清浄機機能を搭載しているものばかりで、フィルター交換というランニングコストが掛かってきます。フィルター寿命も技術革新により伸びてきているようですが、そういった消耗品で儲けるのも企業戦略なのでしょう。その点AM09は手がかからず優秀です。

なお、2020年6月時点でもまだ大人気の様なので、フィルター交換の有無に重きを置く方は多いのかもしれません。

調べてみたところ、本体下部の中にある羽が風を起こして本体上部の隙間(スリット)から風が放出されるようです。外からは羽が見えないですが羽自体は存在するとのこと。※詳しく説明されているサイトがありましたのでこちらも併せてどうぞ。

スリット部分を拡大してみました。赤い線が鉛筆の幅で黄色い線がスリット部分の幅です。
かなり細いのと"ただの隙間"でしかないので指が巻き込まれるという事故には繋がりにくい設計になっていると思われます。

羽があるタイプの扇風機だとしても同じ話ですが、もたれかかれば倒れます。本体上部が掴みやすい形状なのでつかまり立ち期の子供には特に気を付けたいです。首振り運転も出来ますから振られた拍子に転んだりしないよう、迂闊に近づかせないよう注意しましょう。

一般的な扇風機同様ですが、本体側のコンセント口はマグネット式ではないため、本体の転倒には注意が必要です。

Dyson製品以外でもヒーターモードが搭載されている商品があります。1台で夏冬使えることになりますから便利ですし意外と暖かいです。

便利な反面、要注意なのが「スリット部分がすごく熱くなる」点です。大人(私)が触ってもかなり熱いので、反射的に手を離せない小さい子供はやけどをしてしまう可能性があります。

ヒーターモード運転は子供のいる空間では使用しない方がいいかなー。というのが個人的な意見です。

くまいさん

幼児期の暖房はやっぱりエアコンが一番安心です。

Dyson AM09のリモコンですが、悪く言えば簡素、良く言えばシンプルなリモコンデザインになっています。子供にとっての良いおもちゃになってしまいます。リモコンは本体上部に埋め込まれたマグネットでくっつくようになっているので、お片付け場所も教えてあげましょう。

リモコン非搭載(本体に具備されたボタン操作)の製品も多くありますので、検討ポイントの一つとして覚えておくのも良いかもしれません。「リモコンを無くしちゃうかも！」なんて、機能や消費電力に比べたら事前に気にも留めない点ですからね・・・。

「羽無し」と聞くとDysonのイメージがありますが、実は色々な企業から羽無し扇風機が発売されています。

3000円台で購入できる羽無し扇風機です。Dyson製品等に比べると"やや動作音が気になる"といった口コミが多いですが、シンプル設計で使いやすく場所を取らないといった満足レビューも多い商品です。

本体に具備されたタンクに水を用意し、水が蒸発する際の気化熱を利用して涼感のある冷風を発生させるタイプの送風機です。温度表示モニタや見た目のスタイリッシュさからも人気の高い商品です。

安心の日立が販売する羽無し扇風機です。見た目のスタイリッシュさや省エネ設計は勿論、細かな風量設定や運転させたまま楽に運べるハンドルがついていたりと利用者側の目線に立った設計が沢山盛り込まれています。

"運転中の音が静か"という口コミも多いです。

Dysonの小型ファンです。テーブルファンと称されていますが、8畳の空間を30分程度で清浄出来るパワーのある空気清浄機能付きファンです。

Dysonの中型ファンです。空気清浄機能付きで30分で9畳分の空気を清浄することが可能です。別途Dyson Linkアプリを導入することでスマホ越しに部屋の空気が確認できます。

羽無し扇風機は従来の扇風機に比べ、羽に手が巻き込まれるリスクはかなり少ない一方、ヒーターモード搭載機を冬場に利用する際は、従来のストーブやヒーター同様に気を付けて使用しなければなりません。

羽が無い分デザインもスタイリッシュなものが多く、1年を通して1台で冷暖房使用できるのも大きなメリットですので一考の価値ありだと思いますよ。