Wayback Machineで試すWebサイトのタイムリープ

「Wayback Machine」という言葉をご存じですか?

「Wayback Machine」はサイト名を指しており、Webアーカイブ(アーカイブとは「保存記録」や「保管所」を指す)が登録されているWebサイト閲覧サービスのことです。

2001年、インターネットアーカイブの創設者であるブリュースター・ケールとブルース・ギリアット(英語版)がウェブサイトのコンテンツが閉鎖やサイトリニューアルなどで消失する問題に対処するために立ち上げた。このサービスでユーザーは「three dimensional index」と呼ばれる時間別のウェブページアーカイブを閲覧することができる。ケールとギリアットはインターネットの全てをアーカイブすることと「全ての知識へのユニバーサルアクセス」を提供することを目標にWayback Machineを開発した。

引用元:Wikipedia

過去に遡った「あるサイトの姿」が閲覧できるサービスというのが分かりやすいかもしれませんね。よく使うサイト、昔よく見ていたサイトというのはうっすら頭の片隅に想い出のごとく記憶しているもので、Wayback Machineを使ってPC越しにプチタイムスリップが体験できるかもしれませんよ。

Wayback Machineの使い方

まずはWayback Machineのサイトにアクセスします。会員登録なしで利用できます。

次に検索窓に任意のURL(サイトアドレス)を入力します。サンプルとして「google.co.jp」を入力してみます。

URLを入力すると、画面が遷移します。
「google.co.jp」は本記事執筆時点(2020年5月10日時点)で「2001年4月20日~2020年5月10日」までの13万4351回(13万4351個のある瞬間のWebサイト情報)が保管されているようです。

画面中央のグラフは横軸を日付に縦軸を保管量が並んでおり、画面下部のカレンダーは保管されている日付に対応して色が付いており、丸の大きさは保管量に比例しています。

アーカイブ開始初期の2001年はだいぶ数が少ないですが、せっかくなので一番古い「2001年4月20日」を選択してみます。

日付にカーソルを合わせるとアーカイブの取得日時が表示されるので、読み出したいアーカイブ(時刻)を選択します。

少し経つとアーカイブが読み出されます。ロゴに大いに懐かしさを感じますが、何よりページ下部の「iモードでGoogle!」というリンクが大変気になります。今の若い子はiモードなんて知らないんだろうなぁ。

Wayback Machineの優れているところは「リンク」もアーカイブされている点です。気になりすぎる「iモードでGoogle!」を試しにクリックしてみます。

無事表示されました。「業界初のiモードからインターネット検索エンジン」に目を奪われましたが、2001年の時点でGoogleは業界を牽引しまくっていたんですね。右上のボタンやリンクがなんともノスタルジックです。

同時期の「yahoo.co.jp(Yahoo!トップページ)」もアーカイブを読み出してみました。画像のジャギー(輪郭のギザギザ線)や整然と並ぶ青リンク、今見返すとなんともシンプルなレイアウトにグッとくるものがあります。Internet Explorerは5.0頃の時代ですね。

Wayback Machineには(2020年5月10日時点)4100億以上のWebページが保管されているそうです。皆さんも「Web歴史図書館」を通して「あの頃よく見ていたWebサイト」を懐かしんでみてください。

余談

当ブログもアーカイブされていました笑

当サイトで使用しているWPテーマ

<初心者でも簡単に利用することが可能な高品質高機能ワードプレステーマ>

品質・機能共に非常にハイスペックなWordPressテーマでありながら、HTMLやCSSといった知識が無くとも画面操作のみで美しいデザインのブログを簡単に構築することが可能となっています。カスタマイズ性に富んでいる為、同じテーマを使っているサイトと似たようなデザインにもなりにくく、オリジナリティ溢れるサイトデザインを作り上げる事が出来ます。

デザインのみならず、Googleの規約に準拠したSEO対策、無期限・無制限で利用可能なメールサポート、継続的な機能追加(バージョンアップ)等々、サイト構築・運営にひとしきり必要なサポートが非常に手厚いのも特徴です。

また、Diver開発にはアフィリエイトプログラムの開発に携わっていた技術者が思考をこらした工夫が盛り込まれており、収益化を目指すブログに最適なテーマとなっています。更に一度購入すれば自身が所有する複数サイトに追加料金なしで適用できるというお値打ち仕様も魅力の一つとなっています。

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