「Googleアドセンスの審査が通過する=Googleに認められた!」ような嬉しさもある為、ブログを始めて少し経った頃の登竜門的な位置づけでトライされている方も多いかと思います。
一発で通る方もいれば10回、20回と挑戦している方も居られ、既に様々な情報が飛び交ってはいますが、私も1度落ちた経験があるので、何を直したのかをメモ的に書き残します。
近しい状況のどなたかの参考として届けば幸いです。なお、このブログとは別のブログでの話になります。
- プログ運営期間:1ヶ月
- ブログジャンル:育児
- 投稿記事数:20記事未満
- 不承認理由:価値のない質の低いコンテンツ
目次
Googleアドセンスの審査基準
Adsenseヘルプ「サイトのページが AdSense のご利用条件を満たしているか確認する」によると、以下3条件が基準として明記されています。
- 他にはない魅力があるか
- 操作が簡単でわかりやすくなっているか
- ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあるか
「操作が簡単でわかりやすくなっているか」についてはお金を出して有料テーマを用いれば、苦労少なくかなりキレイなサイトが出来上がりますから、残り2つが本質のような気がします。
「他にはない魅力」と「ユーザーの興味を引く独自のコンテンツ」のどちらも、既に誰かが書いているような記事は通せないよ。と言っているように思えます。
「価値のない質の低いコンテンツ」への対応
価値がなくて質が低いなんて言われて正直へこみましたが、即日対応しました。
ブログレイアウト
WordPressテーマは有料の「Diver」を使っていた為、レイアウトは問題ないだろうと何もせずでした。
ちなみに「Diver」は利用サイト数に制限がないため、このサイトにもテーマを適用しています。
記事のリライト
ブログやtwitterでは「記事のリライト」が改善として掲げられている事も多いですが、正直ブログ開設1ヶ月では何が正解なのかもわからず、(不出来な文章であることは理解しつつも)何処をどうリライトすればいいのか分からなかったので、これまた何もせずでした。
記事の削除
初心者のブログを記事の内容まで細かく人が見るほど暇じゃないだろうから記事単位でダメなんだろうな。という半ば諦め姿勢で記事の削除を検討しました。
私は普段PCでブログを書くので、投稿後もPCのモニター越しにちょっとした見直しをしていましたが「客観的に捉えねば・・・!」という思い付きでスマホブラウザ上で記事を1つ1つ読んで考えることにしました。
と、思ったので風呂に浸かりながら一気に読んで削除する記事を決めました。
削除した記事
一番最初の記事なんて「もはや何を書いたかを忘れていた」のは客観的に見直すには良かった気がした一方で、無駄にかっこつけた文章や謎の太字大文字強調の嵐が恥ずかしすぎて、途中で「あれ?消す記事このまま選んでたら1つも残らないんじゃない!?」とも思いましたが、黒歴史はそっと置いておくことにして、自分なりの違和感を感じたものを削除するようにと、気持ちを抑えました。
具体的に削除したのは以下2つのジャンルです。
買ってよかった!〇〇選 系
ブログジャンルは「育児」だったので、当時は書きやすさから真っ先に選んだキーワードでしたが、以下の様な記事とお別れしました。
- 1歳にオススメのおもちゃ10選
- 100均で買える育児グッズ5選
記事を書いている時は「これは私が実際に体験した上で良かったと感じたものだけを厳選しているのだから、きっと誰かの役に立つ!」などと逆上せ上がっていましたが、一歩引いて読んでみたら「すでに世の中に大量にあるブログ記事と内容は似通っている、というかほとんど同じ」で「独自性のかけらもない」ことに気づかされました。
ブログ自体も初心者のためなんとなく読みにくく、いわゆるコピー劣化記事であるという現実に気づかされました。(それなりに時間使ったのに...)
加えて、どこぞの無名の新人が書きなぐった程度の内容ですから、きっと「権威性」の面でも不承認されるだろうと、自分で自分を痛めつける様にダメージを受け続け、なくなく削除を決めました。
youtubeのオススメ動画/チャンネル 系
子育てをしていると本当に心から感謝したくなる動画やチャンネルに出会う(お世話になる)ことも多いので、「この話は絶対にこれから親になる人にも伝えねば!」という謎の使命感の元、以下の様な記事を書いていました。
- 赤ちゃんが喜ぶyoutube動画まとめ
- 赤ちゃんが泣き止むと話題のyoutube動画を我が子で試してみた
- 海外で人気の赤ちゃん向け動画チャンネルを調べてまとめてみた
正直youtube関連は本当に自分が体験した上で「役立ったコンテンツ」だったのでぜひとも記事にして紹介したかったのですが、よくよく(冷めた視点で)考えてみれば「誰かが頑張って作ったコンテンツを並べているだけ」で「1人の親のただの感想」ということに気づかされました。(普段は自分に極めて甘い人間でこのザマです...)
「たぶんこれが原因だ!」という根拠のない思い付きでしたが、もう1周見返すと恥ずかしさで自分が消えてしまいそうだったので、思い切り先行でバッサリと切り捨て、再申請時には良くも悪くも10記事そこらしか残りませんでした。
再申請後は即承認された
思い付きが当たっていたのか、思い切りが良いと思われたのか、理由は定かではないですが再申請後はすぐに承認が下りました。
もし再度同じ理由で落とされていたら記事は全削除していたかもしれませんが、とりあえず通ったことで一安心でした。(ちなみにその後は削除した記事を復活させ、数カ月放置しましたが特に追加でお咎めを食らうことはありませんでした。)
さいごに
当該ブログは既に更新も途絶えており、Webの海の底の底に沈みかけていますが、気晴らしに更新してみるのも良いかなと思っています。
アドセンスの不承認理由はサイトにより異なりますので、一概に「こうすれば良いよ!」とはお伝えすることが出来ませんが、1つの参考として頂ければと思います。
本記事を最後まで読んでくださった心優しい方へ。
合格をお祈りしております。