ESETから「ESET LiveGridにアクセスできません」との通知が。
セキュリティソフトからの通知ってだけでドキッときましたが、調べてみたところ”そこまで緊急度は高くなさそう”でしたが、同じお悩みを持たれた方へ向けてまとめます。
目次
ESET Live Grid とは?
公式サイトからの引用は以下の通り。
■ ESET Live Grid (早期警告システム)とは?
引用元:ESET Live Grid(早期警告システム)の設定を変更するには?
下記の機能を持っています。
・クラウドを利用してより速く、より正確にマルウェアを検出する
・コンピュータ内で検出したウイルスの統計情報をESET社へ匿名で送信する
・疑わしいファイルが検出された場合に、そのファイルをESET社へ送信する
(ファイルの提出前に確認メッセージを表示)
・実行中の各プロセスや、任意の実行ファイルについて、リスクレベルなどを評価する
要するに「通常のセキュリティ対策」に加えて、ESETのサーバと適宜連携を行うことで、より早期に問題を発見することに繋がる。といったサービスらしいです。
統計情報や疑わしいファイルをESET社に送信する。というのはESET Live Gridの利用のオプションとなっているので「送信したくない!」方は送信しないよう設定可能です。
ESET LiveGridにアクセスできません への対処方法
「ESET LiveGridに到達できない」=「ESET LiveGridに繋がらない」という話ですので、原因としては以下が考えられます。あまり深追いする話ではないでしょう。
- ESET LiveGridサーバー側に問題があり接続できない
- PCがインターネット接続できていない
原因1:ESET LiveGridサーバー側に問題があり接続できない
ESETの公式サポートページより「トラブル情報・各種対応情報」を確認します。
「ESET LiveGrid」に関するトラブル情報が記載されていれば内容を確認しましょう。ESET側の問題なので基本的には個人で何か対応する。といったことは出来ないと思われます。
原因2:PCがインターネット接続できていない
タスクバーを確認し、インターネット接続が出来ている状態かどうかを確認します。
「未接続」と出ていれば純粋にPCがインターネットに接続できていない為、ESET LiveGridに接続できなかったことになります。また、一時的に未接続となった(ESET LiveGridにアクセスする瞬間にたまたま未接続であった)場合もあるかと思います。
その場合は、しばし放置しておき再接続されるのを待つか、PCを再起動することで解消されるでしょう。なお、私は一時的に未接続となったパターンに遭遇しましたが、しばし放置している間に問題が解消されていました。
ESET LiveGridの設定に関する補足
公式サイトには設定変更手順が以下の様に記載されています。
■ESET Live Grid(早期警告システム)の設定を変更するには?
引用元:ESET Live Grid(早期警告システム)の設定を変更するには?
1)画面右下のシステムトレイ内の[ESET Internet Security]のアイコンをダブルクリックします。
2)基本画面の[設定]→[詳細設定を表示する...]をクリックし、詳細設定画面を開きます。
3)画面左側のツリーを[ツール]→[ESET Live Grid]と展開します。
設定を有効にする場合は[ESET Live Gridに参加する]にチェックを入れます。
無効にする場合は[ESET Live Gridに参加する]のチェックを外してください。
※ [統計を提出しない]にチェックすると、ご使用のコンピュータについての
匿名情報をESET社に提出する機能のみ無効になります。
※ [ファイルを提出しない]にチェックを入れると、内容や動作から疑わしいと
判断されたファイルをESET社に提出する機能のみ無効になります。
※ [詳細設定]ボタンをクリックすると、提出するファイルの拡張子による除外設定ができます。
丁寧に書いてある様に見えますが、なぜか実際の画面と照らすと異なっている為、以下補足です。
1)PC画面右下(タスクバー)のシステムトレイ内の[ESET Internet Security]のアイコンをダブルクリックします。
2)画面左側のメニューより[設定]→[詳細設定]をクリックし、詳細設定画面を開きます。
3)画面左側のツリーを[検出エンジン]→[クラウドベース保護]と展開します。
「ESET LiveGridフィードバックシステムを有効にする」にチェックを入れなければ、不要にESETサーバへファイルが送信されることはありません。(※診断データや統計上の送信はESETのサービス向上につながる為、利用者にも還元される話ですのでお好みでご判断下さい。)